融資を受けるにあたって、遅くても半年くらいで事業がスタートし、遅くても1年以内には軌道に乗る、
というような計画が、原則的に必要です。
(業種等によって大きく変わるので、一概には言えませんが、
原則的にはそのようなイメージです。)
上記の役員報酬のルールも踏まえた上で、事業がスタートした時点で 「代表者が生活できる収入が得られる」
というのが 必要条件 になります。
「最初は思い通りに売上は上がらない」と思うから、低く設定したくなる可能性もありますが、
そのような計画を出しても、「売上が上がらないなら利益も出ない。利益が出ないなら、融資の返済もできなくなる可能性が高い。」と
判断され、融資が厳しくなる可能性があります。
では、計画書上いくらにすればよいか?となりますが、
予定する売上との兼ね合いで、あまり上げすぎると利益が残らなくなるので、
あくまで、返済ができることを伝えるために、利益が残るようにする必要があります。
そのため、この数字は計画を進めながら決めていくことになります。
残った利益で返済していく というのが基本的かつ重要な考え方です。